出産レポ ③

 

出産レポ 最終章

 

 

 

前回からのつづき

3月24日
11:00
無痛分娩の予定が、直前にできないと分かり、
予定外の自然分娩にドキドキしながら
分娩台にあがったのが、11:00
子宮口6cm

ここからは、時間配分が曖昧です。

今の陣痛が、どの段階か分からないまま、
呼吸に意識を向け、ただただ陣痛に耐える時間。

数名の助産師さんが、準備しながら分娩室を慌ただしく出入りしていました。
なかなかの痛みではあるものの、意外と冷静に回りを観察していました。

メインの助産師さんの誘導のもと、
陣痛の波に合わせて、
「息を吐く、吐き切って少し止める」
これを何回か繰り返しました。
記憶では5〜8回くらい。

この辺りでパートナーに
「もうできない、無理」
と小声で弱音を2回吐きました。

ただ、「痛い」と言わないと決めていたので、
「痛〜い」と叫んだり、騒いだり、泣くことはありませんでした。

メインの助産師さんに対して、
「また痛いの来ます」
と報告していました。
今思えば、なぜ報告してたんだろう…
この謎の報告で、痛いというフレーズを何度か使いました。

そんな中で、助産師さん達の会話
サブの助産師さん「先生、呼びましょうか?」
メインの助産師さん「はい、お願いします」

たくさんの出産レポを読み漁った私。
先生の登場は、最後の最後。
という事は、もうクライマックスなの⁈
この痛みは絶頂⁈

まだまだ先は長いんだろうと思っていたので、
正直、ビックリ!
そうこうしていると、先生登場!

神様の降臨。

避けては通れないと思っていた、会陰切開。
痛みは感じないけど、感覚はしっかり。

メインの助産師さんに、
「次の陣痛で、吐き切った後、んーって踏ん張りましょうか」
これは、もう産むって事だよねと勝手に解釈。

もう、この痛みを終わりにしたい一心で、
次の陣痛に合わせて、吐き切り、
そこからお腹の辺りに意識を集中して、力を振り絞りました。
途中、息継ぎをしながら、もう、力一杯。

必死に踏ん張りながら、
今、この辺に赤ちゃんがいるっていうのをしっかり感じました。
ホントにビックリするくらい、内側から彼の存在を鮮明に感じられました。
10ヶ月過ごした居心地の良いおなかの中から、

外の世界へ出ようと頑張っている小さな彼に、
私はしっかり呼吸をして、酸素を届けることに集中
「頑張れー頑張れー」
と心の中で彼を応援しながら最後の一押し。

もう出る!って感覚と同時に、ドゥルンと出てきてくれました!
産まれる瞬間を見逃すことなく、しっかり目に焼き付けました。
次の瞬間、元気な泣き声が聞こえて一安心。
息継ぎして、また、元気に泣いてくれて、
「終わった〜」
感動というより、安堵。

助産師さんから
「元気ならカンガルーケアしますか?」と。

タオルに包まれた私の赤ちゃんが胸元に。
さっきまでお腹の中にいたその子の暖かさと重みを胸で感じ、

不思議な気持ちに。
初めての対面でかけた声は、
「ありがとう、頑張ったね、これからよろしくね」

赤ちゃんは身体チェックの為、一旦、助産師さんの元へ。
その様子をモニターで見つつ、私は後処置を。
たくさんの出産レポで読んだ通り、胎盤を出すの地味に痛いです。
そして、先生による縫合。

そこで、先生、
「無痛分娩できなくてごめんね。
明日と明後日は、あなたの無痛分娩のためにスタッフの準備してたんだけどね…
でも、陣痛促進剤を使わなくて済んだし、自然分娩できたね」

私の心の声
「いつ陣痛がくるなんて、分からないじゃない。
計画分娩で日を予定していても早まることあるでしょ!」
と言いたいところをぐっと我慢して、
「無痛分娩代を節約できました。
そして、自然分娩を経験できたので良かったとします」

そんな病院側の理由により、無痛分娩から自然分娩になりました。

縫合が終わり、先生が退出する際、
2つの事を言われました。 「さすが運動してる人は違うね。
最後の踏ん張りが凄かった。
ホント早かったね」
それは間違いなく、ヨガのおかげ♪

そして、もう1つ。
これは、私と先生の秘密にしたいので、内容は伏せますが、
その先生の言葉を聞いて、涙が出ました。

そう、私、産まれた瞬間も、赤ちゃんの姿を見た時も、

涙は流れていませんでした。
きっと、笑顔だったと思う。

最後の先生の言葉で、現実に戻った感じ。
そこで、素直に涙が流れたのかな。

病院に着いてから4時弱
分娩室に入って1時間40分での出産
高齢出産で初産、そんな事を感じさせない安産でした。
自分でもびっくりするくらい展開が早くて、
そして、冷静に出産を楽しむことができました。
出産は、これ以上ないくらい素晴らしい体験でした。

出産で感じたこと、気づいたこと、たくさんあります。
これからのクラスでシェアしていきたいと思います。
ヨガをしていて、身体への意識、内側を感じること、それが活かされたと思います。

ここからがスタート。
彼の外の世界での人生、はじまります。
私の母としての人生、はじまります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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