出産レポ ②

 

つづき

 



3月24日(火)
8:30
病院到着
受付で、
「検尿、体重測定、血圧測定してください」
嘘だろ、この痛みの中で、いつもの健診のそのルーティンいる?

途中、陣痛の波に襲われながら、検尿。
そして、これが出産前、最後の体重測定となった。
服を着たままの測定で、妊娠前から6.3kg増、
きっと、正味6.1kg増かと。

9:00
診察室に呼ばれる。
子宮口3〜4cm
先生
「よく頑張ったね、このまま入院しなさい」
ついに始まるんだぁ…

診察室を出る際に、先生と看護師さんに、
「頑張ってね」
「頑張ってくださいね」
と見送られる。

これ、後に分かるんだけど、
無痛分娩ができないことを知ってるお2人からのエールだったのね。

9:30
助産師さんがお迎え、病棟へ
病棟のロビーで、容赦なく訪れる陣痛の痛みに耐えながら、まさかの母子手帳を渡したり、ちょっとした説明など。
これ、今する?

9:40
病室へ
入院着を渡され、陣痛の波を見極め着替える。
そして、ここで、病室の説明、入院の注意事項など。
もう、何、この罰ゲーム。
そんなの聞く余裕ないよ。

NSTを付けられ、このまま様子をみましょうと。
何かあればナースコールを。
助産師さん、退室。

10:00
パートナー、お昼ごはんをどこに食べにいこうかと。
でも、ここから長丁場になるかもということで、
パン屋さんとコンビニでお昼と夜用の食料の買出しに。

この選択、本当に良かった。
もし、お昼時に食べに出かけていたら、
きっと出産の瞬間に立ち会えなかったかも。

10:20
パートナー、買出しから戻る。

10:30
破水かも⁈
ナースコール
内診の結果、破水はしてないけど、子宮口6cm
分娩室へ行きましょうとの事。
分娩室で使うグッズをパンパンにまとめたリュックをパートナーが持ち(結局、このリュックの中身は使うことがなかったというオチ)、私は助産師さんとパートナー2人に手を引かれながら分娩室へ向かう。
歩きで。
歩いて1分もかからない分娩室、こんなに遠く感じるなんて。

10:45
分娩室の前で助産師さんが
「トイレ行きますか?」
ここから何時間かかるか分からないから、行っておくことに。
もちろん陣痛は休まることなく、トイレの中でも闘いは続く。
トイレから出てきて、さぁ分娩室へ入るというところで、
助産師さんに聞きました。
「無痛分娩はいつからですか?」
「今日はできないんです」

えっーーー!!
無痛分娩の予約して、その為の検査もして、 
今は休日でも夜間でもなく、平日の午前中!
絶対、無痛分娩のできる最高の条件なのに。
と言い返す気力もなく分娩室へ。

11:00
分娩台にあがる。
パートナーに無痛分娩ができないらしいと伝えると驚いていた。

水を飲みましょうと促され、分娩リュックの中の水を1口飲む。
結果、たくさん用意した分娩グッズ、
使ったのは、この水1口のみ。
テニスボールもうちわもタオルさえも
使うことはありませんでした。

ここから、分娩スタートです!

つづく